みんな、一生懸命、生きている

今年は梅雨入りから
かれこれ１か月が経過しているこの時期

こう、雨が続いていると

アニメ映画『天気の子』のシーンを

思い浮かべます。

この子たちにとっては
毎日、雨が降って楽しい日々でしょうが
ギラギラした太陽の光を
待っている子たちもいます。

束の間の晴れ間に
少し、セミたちの鳴き声がわずかながら

聞こえるようになりましたが

梅雨空が続いている毎日でも

季節は動いています。待ってくれません。

土の中から出てきた、セミの一生は

儚いもの。

これだけの長雨や、豪雨のせいなのか

木に登っていく体力も残っていないのか

先日、通勤途中

道端で仰向けでもがいているセミの幼虫を

見つけたので、木に引っ掛けてやって
帰りにまたその場所を通ってみると

無事に孵化できたようだった。

でも、その日も雨が続いていたので
セミたちの鳴き声は聞くことはなかった。

こう雨が続くと
雑草も伸び放題の為
今朝の雨の止み間に、家の前を
草むしりをしていたら

一匹の、小さなカマキリくんが

私の腕にひょいっと、乗ったと思ったら

肩の方に登っていったので振り払ったのだが
どうやら、どこかにしがみついていたようで
夕方、買い物に行こうとして車に乗り込んだら
運転席の前に鎮座しておられて

私が乗り込んだら、こちらを向いて

生意気にも小さなカマを振り上げて

臨戦態勢の構え！

運転してから気づいたので

次の停車場所まで、一緒にドライブして

車を停めたところで、逃がしてやりました。

梅雨が長引こうが、どうしようが

生き物たちは、一生懸命
生きてます。